入れ歯
- 入れ歯を固定する天然歯に負担がかかることがあります
- 個人差や使用方法等により、人工歯の擦り減りや稀に割れたり壊れる可能性があります
- 土台となるご自身の歯を削ったり、神経の処置が必要となることがあります
- 金属を使用する義歯では、金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります
- 使用直後は口腔内に馴染むまで調整や慣れに時間がかかることがあります
- 加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります
長野歯科医院の入れ歯治療は、40年以上(※)の経験を持つ前院長と20年以上(※)の経験を積んだ現在の院長によって行われています。
この長い年月にわたる経験と技術を基に、患者さまによりよい治療を提供しています。
(※2024年現在)
入れ歯治療において重要なのは、精密な型取りや噛み合わせの分析です。
これらの技術は豊富な経験が必要であり、当院のベテラン医師たちがそれを担当しています。
前院長は特に入れ歯治療に長けており、これまで数多くの入れ歯を製作してきました。また、現在の院長も前院長からの学びを重ね、入れ歯治療に精通しています。
入れ歯治療を行う際には、患者さまがご使用の入れ歯を持参していただくことが重要です。
既存の入れ歯についてのお悩みや改善点をお伺いし、患者さまのお口に合った入れ歯を作製することができます。
技工所との連携
歯科技工所にはそれぞれ得意分野や特性があります。
長野歯科医院は、入れ歯作製の専門性が高く、実績のある歯科技工所と長年の信頼関係を築いています。
この技工所とのパートナーシップは18年以上(※)にわたり、お互いの信頼を深めながら、より質の高い入れ歯を提供してきました。(※2024年現在)
歯科技工士は、入れ歯作製において歯科医師と同じく重要な役割を果たします。
当院では、確かな技術力を持つ技工所との協力を通じて、患者さまのニーズに合った入れ歯を作製し、ご満足いただける治療を提供しています。
一人ひとりカスタマイズされた入れ歯
長野歯科医院では、入れ歯を作製する際に患者さまのお顔立ちに合った入れ歯を提供することを重視しています。
入れ歯を使用した後に顔のシワが増えたり深くなったりして、急に老けた顔になってしまうという事態を防ぐため、患者さまの顔写真を撮影し、それを歯科技工士に提供しています。
歯科技工士は患者さまのお顔全体のバランスを考慮しながら入れ歯を作製することができるため、一人ひとりに合った入れ歯を提供することが可能です。
このような配慮を行うことで、患者さまからも入れ歯の見た目やフィット感に対する好評が得られています。
保険治療の入れ歯は、費用が比較的安く手に入るという最大のメリットがあります。
しかし、保険治療には国のルールに基づいた細かい制約があります。これにより、患者ごとのニーズに合わせたオーダーメイドの入れ歯を作ることが難しくなります。
保険治療の入れ歯は、歯ぐきに接する部分(床)をプラスチック素材で作る必要があります。
しかし、プラスチック素材には次のような問題が生じることがあります。
長期間使用すると色が変わることがある。
摩耗し、割れることがある。
プラスチックは天然歯に比べて堅さが不足しているため、噛む力が不十分になることがある。
歯ぐきに対して刺激を与え、炎症を引き起こすことがある。
これらの理由から、より快適で耐久性の高い入れ歯をお探しの方には、保険治療以外の選択肢も検討することをお勧めします。
自費治療では、患者さんに合った素材を選択することができ、金属やシリコンなどを使って床を薄く作ることが可能です。
これにより、食事の味や温度を感じやすくなり、装着時の違和感も軽減されます。
また、自費治療では治療方法に制限がないため、患者さんのニーズに合わせて丁寧な治療が行えます。
特別な材料を使った精密な型取りや噛み合わせの分析を行い、より快適で外れにくい入れ歯を作製することが可能です。
当院では、以下のような自費の入れ歯治療を提供しています。
ノンクラスプデンチャー(クラスプレスデンチャー)
金属の留め金「クラスプ」を使用せず、見た目が自然な入れ歯です。
クラスプを使わないため、残っている歯に負担がかからず、安定性が高まります。
食事時にもより快適に使用できます。
金属床義歯
入れ歯と歯ぐきの接する部分に金属を使用する入れ歯です。
金属の使用により耐久性が高まり、厚みを薄くすることができるため、口腔内の違和感を最小限に抑えることができます。
また、安定性も向上します。
これらの治療方法は、自費治療ならではのオプションとして、より快適で機能的な入れ歯を求める方に選択肢を提供しています。
ただし、当院では無理に自費治療を勧めることはありません。
患者様のニーズや状況に合わせて適切な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めていきます。
入れ歯治療の流れ
現在使用中の入れ歯の調整
もし使用中の入れ歯があれば、その入れ歯を調整します。
これにより、入れ歯のフィット感や快適性を向上させることができます。
お口の中の検査
次に、歯科医師が患者のお口の中を詳しく検査します。
この検査では、残存歯の状態や歯ぐきの健康状態、顎の骨の密度などが確認されます。
説明
検査の結果をもとに、歯科医師が患者にお口の状態や治療計画について詳しく説明します。
患者にとって理解しやすいように、治療プランやオプションについても提案されます。
型取り
まず、あごの形や頬の動きを確認するために「型取り」を行います。
歯科技工所での入れ歯作製
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
入れ歯の完成
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します
治療期間・回数(※状態・本数によって変わります)
治療期間・回数
治療期間 |
約1ヶ月 |
治療回数 |
2~3回 |
費用 |
ノンクラスプデンチャー 20万円~30万円(税別) |
リスク・副作用 |
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