歯を失った方へ
歯を失うことは、多くの人にとって大きな精神的な負担になります。
さらに、そのままにしておくと、様々な健康上のリスクが生じる可能性があります。
しかし、現代の歯科技術の進歩により、歯を失った人でも再び魅力的な笑顔を取り戻すことができるようになりました。
歯を失う原因
むし歯
重度に進行したむし歯が神経にまで達し、結果として歯の保存が困難になることがあります。
歯周病
炎症や感染が原因で、歯を支える骨や組織が損なわれ、結果的に歯が失われる場合があります。
外傷
事故やスポーツ活動中の強い衝撃により、歯がダメージを受けることがあります。
歯を失ったまま放置すると、以下のようなリスクを引き起こす可能性があります。
咬み合わせの問題
隣り合う歯が移動し、適切な咬み合わせが損なわれる場合があります。
咀嚼能力の衰え
歯が欠けることで、咀嚼に関わる筋肉の機能が落ち、筋力が弱くなる恐れがあります。
食事の困難
十分に食べ物を噛めないことによる食事の問題が生じることがあります。
発音上の問題
前歯がないと、正確な発音が難しくなる場合があります。
顔貌の変化
歯が支える機能を失うと、顔の構造が変わり、老化したように見えることがあります。/p>
歯を失った際の治療法
歯を失った場合の主な治療法にはインプラント、ブリッジ、義歯があります。
インプラント
顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けます。
自然な見た目と噛む機能を提供します。
入れ歯（義歯）
取り外し可能な補綴物で、失われた歯を補います。
ブリッジ
隣接する健康な歯を利用して、失われた歯部分に人工の歯を固定します。
| 項目 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
|---|---|---|---|
|
見た目 |
◎ |
○ |
△ |
|
使い心地 |
◎ |
○ |
△ |
|
嚙みやすさ |
◎ |
○ |
△ |
|
管理のしやすさ |
○ |
△ |
◎ |
|
長持ちするか |
◎ |
○ |
△ |
|
周りの歯への影響 |
◎（なし） |
△（あり） |
○（少しあり） |
|
治療期間 |
△（長い） |
◎（短い） |
◎（短い） |
|
治療費用 |
△（高い） |
○（ものによる） |
○（ものによる） |
インプラントはコストが高めですが、その機能性と見た目の美しさは非常に優れています。
一方で、ブリッジはメンテナンスが少々手間がかかるものの、経済的な面での負担が軽く、扱いやすさを求める方に適しています。また、義歯は複数の歯の喪失に直面した人や、取り扱いのしやすさを最優先する方にお勧めします。
歯の喪失は避けられない場合もありますが、現代の歯科技術では様々な選択肢が提供されています。
適切な治療方法は、患者様の具体的な状況や要望に応じて変わります。
長野歯科医院では、それぞれの患者様に合わせた最適な治療プランをご提案し、より良い日常生活への回復をサポートいたします。
何かご不明な点がございましたら、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。