予防歯科
患者様のモチベーションをあげるブラッシング指導
長野歯科医院では、患者様自身にセルフケアの重要性を理解していただくため、歯科衛生士と共に歯科医師もブラッシングの指導を積極的に行っています。むし歯や歯周病予防のため、自己管理の重要性を特にお伝えしています。
長野歯科医院のブラッシング指導は単に正しい歯磨きの方法を伝えるだけではありません。
重点を置いているのは、「歯磨きを日常の習慣として根付かせること」です。
ブラッシングの習慣がない方々に対し、複雑な磨き方を初めから教えても継続は困難です。
「歯ブラシが苦手」「1日3回きれいに磨けない」とおっしゃる患者さんたちも、歯磨きする時間の確保や使用しているケアグッズの種類など、できない理由は様々であり、患者様ごとに背景も異なります。
そこで長野歯科医院のブラッシング指導は、患者様一人一人に寄り添い、小さな目標から始めるというアプローチを取っています。
「最初は下の前歯だけでも良いので磨いてみましょう」といった具体的な目標を設け、次回来院時にその達成度を確認し、上手くいっている方にはその努力を称賛します。
このようにして徐々に習慣化が進んでから、より詳しいブラッシングの技術を伝授します。
段階を踏むことで、もともと歯磨きが苦手だった方も、最終的には口内を全体的に清潔に保つことができるようになります。
長野歯科医院では、達成した小さな目標を一緒に喜び、患者様がブラッシングに対するモチベーションを保ち続けられるよう、全力でサポートしています。
フロスの使い方も指導いたします
フロスは、歯周病やむし歯などの口腔内の問題を予防する上で非常に重要な役割を果たしますが、フロスの使用をしていない方やフロスが苦手な方も少なくありません。
長野歯科医院では、患者様一人ひとりに合ったブラッシング指導の一環として、フロス指導も行っております。
フロスの重要性
歯間清掃
歯ブラシで歯の表面を磨くことは重要ですが、歯と歯の間や歯と歯茎の境界には歯ブラシが届きにくい場所があります。
こうした部分には、食べカスや細菌がたまりやすく、歯垢や歯石の発生を促す原因となります。
歯周病の予防
歯周病は、歯茎の炎症や歯槽骨の破壊を引き起こす重篤な疾患です。
歯周病の最初の段階では、歯垢が歯と歯茎の境界にたまり、歯茎の軽度の炎症を引き起こします。
定期的なフロスの使用により、歯垢を除去することができ、歯周病の進行を防ぐことができます。
むし歯の予防
歯と歯の間にたまった食べカスや歯垢は、細菌の繁殖を促し、むし歯の原因となります。
フロスを使ってこれらの部分を清掃することで、むし歯の発生を防ぐことができます。
口臭の予防
口腔内にたまった食べカスや歯垢は、口臭の原因となります。
フロスを使用して歯と歯の間をきれいにすることで、口臭を軽減することができます。
フロスを正しく使用することは、口腔内の健康を維持する上で非常に重要です。 以下に、フロスの使い方を指導する手順をご紹介します。
長野歯科医院の予防歯科メニュー
長野歯科医院では、患者様一人ひとりの口腔状態やニーズに合わせた豊富な予防ケアメニューを提供しています。
これにより、むし歯や歯周病の予防を図っています。
お口のクリーニング
PMTCという専門的なクリーニングを通じて、日常のブラッシングでは取り除けない汚れを除去します。
このクリーニングに用いる研磨ペーストは、患者様の口腔内環境や歯の条件に応じて、都度選定されます。
歯石の除去
歯周病の一因である歯石を専用の器具であるスケーラーを使用して取り除きます。
フッ素塗布
歯を強化し、むし歯のリスクを減少させるフッ素を歯に塗布します。
これは子供だけでなく、むし歯になりやすい大人の患者様にも推奨される処置です。
シーラント
むし歯のリスクが高い奥歯の溝に特殊なプラスチックを塗布し、むし歯の発生を予防します。
子供のむし歯予防に特に有効です。
さらに、健康な口内環境を維持するため、定期検診の大切です。
検診の頻度は、患者様のむし歯や歯周病になりやすさに応じて個別に調整いたします。
予防歯科の流れ
お口の検査
初めに、歯科医師が患者様の口腔内を検査し、歯や歯ぐきの状態を詳しく確認します。
予防プランの説明
患者様の年齢、生活習慣、口腔内の状態を考慮して、個別の予防プランを立てます。
このプランには、定期的な検診や治療、口腔衛生の指導が含まれます。
施術
歯科医師や歯科衛生士が、予防のための施術を行います。
これには、歯のクリーニング、フッ素塗布、適切な歯磨き方法の指導などが含まれます。
定期検診
立てられた予防プランに基づいて、定期的な検診を行います。
予防プランの実施状況や口腔内の状態を評価し、必要に応じてプランを調整します。