柏駅西口直結、日曜・祝日も診療の歯医者 長野歯科医院

2. 歯周病のリスク

歯周病は、歯を支える骨や組織に影響を与える病気です。

歯間部の清掃を怠ると、プラークが歯茎に炎症を引き起こし、歯周病のリスクが高まります。

進行すると、歯が抜けることもあります。

歯が抜けると、食べにくく、噛めないことが多いため、他の健康被害につながる恐れがあります。

また、見た目が悪く笑顔になれない・別の治療が必要になる・・・など別の悩みが発生してしまいます。

3. 口臭対策

歯間部に残った食べ物やプラークは、口臭の原因になります。

特に、歯間部の清掃をしないと、悪臭を放つ細菌が増殖し、周囲の人に不快な思いをさせてしまうことがあります。

イメージは『生ごみ』の腐ったにおいです。

生ごみは、ジメジメした温かいところに放置しておくと異臭を放ちます。

お口の中は、唾液で潤っており、体温で常に温かい環境なので、『生ごみ』が異臭を放つ

のに適した環境なのです。

つまり！！

歯と歯の間を掃除しないということは、お口の中で生ごみが腐っていき、異臭をだすのを放置している

ということにもなります。

ゾッとしますね。

 清掃方法の紹介

歯間部の清掃には、いくつかの方法がありますが、特に重要なのは以下の3つです。

1. フロス  

フロスは、歯間部の清掃に最も効果的な道具です。

細い糸状のもので、歯と歯の間にしっかりと入り込み、プラークや食べかすを取り除きます。

フロスを使うことで、歯ブラシでは届かない部分を清掃できるため、虫歯や歯周病の予防に非常に重要です。

2. 歯間ブラシ

歯間ブラシは、フロスよりも少し大きなブラシで、歯間部の清掃に役立ちます。

特に、歯間が広い方や、ブリッジやインプラントをしている方にはおすすめです。

最近はゴムタイプのものも販売されていますが、できるだけ『毛』のタイプのものをオススメします。

歯ブラシと同じように「ブラシ」で擦らないと、汚れやプラークは落とせないのです。

3. 糸ようじ

糸ようじは、フロスと同様に歯間部の清掃に使います

使い方が簡単で、持ち運びにも便利です。

ただし、フロスほどの効果は期待できないため、補助的に使うのが良いでしょう。

 フロスを先に使う理由

フロスは、歯ブラシよりも先に使うことをおすすめします。

なぜなら、フロスで歯間部の汚れを取り除いた後に歯ブラシを使うことで、歯ブラシがより効果的に歯の表面を清掃できるからです。

これにより、口腔内全体の清掃効果が高まります。

今までフロスを仕上げで使っていた！という方、今日の夜から「歯ブラシの前」に使いましょう。

 フロスと歯間ブラシの併用

フロスと歯間ブラシは、併用して使うことが理想的です。

フロスで細かい部分を清掃し、歯間ブラシで広い部分をしっかりと掃除することで、より効果的に歯間部を清潔に保つことができます。

自分の口腔内の状態に合わせて、使い分けてみてください。

ま　と　め

歯間部の清掃は、虫歯や歯周病、口臭を防ぐために非常に重要です。

フロスを使ってしっかりと清掃し、歯間ブラシと併用することで、

健康な口腔環境を維持しましょう。

定期的な歯科医院でのチェックも忘れずに行い、

健康な歯を保ちましょう！

フロスの正しい使い方は当院でお伝えする事ができますので、定期健診時に確認しましょう。